Mojim 歌詞
Mojim 歌詞 > 日本の歌手 > 若林ケン > 街角の母 > 街角の母

若林ケン



アルバムの紹介
歌詞
アルバムリスト

若林ケン

街角の母

作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童

差し出された手は指輪もなく
苦労の跡が滲んでいた
名前と干支を聞いたその時は
思わず我が耳を疑った

神様の悪戯にしても
あなたと出会うなんて

街角の母とそう呼ばれ
こんな日が来ようとは
思ってもみなかった
あなたは私の娘

ネオンの谷間の裏通りで
あなたの声は弱々しい
暮しに困り 子供を預けて
仕事かえようかと悩んでた

名乗れるはずなどないけれど
不憫で胸が痛む

もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
街角の母になる前に
幼な子を置いたまま
家を出たあの夜を
悔やんでも悔やみ切れない

街角の母と人は呼ぶ
せめてもの罪ほろぼし

心からの祈りをこめて
父親にそっくりな
横顔を盗み見て
涙かくし こう言った

(科白)いーい、お子さんが小さいうちは、
離れて暮すなんて、考えちゃ駄目よ。
何があっても親子は一緒に居なくちゃ。
強い気持があれば、必ず天が味方してくれるから。
そうね、あなたの年廻りからすると、
今が人生で一番大変な時期ね。
でも、年があけると、上昇運に入るから、それまでの辛抱よ。
頑張って……。
お子さんと一緒に、幸せになってね。