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黄昏マーケット

作詞:吾郷水木生
作曲:吾郷水木生

こんなところで出逢うなんて 偶然って恐いものだね
昔愛した君に出くわした 午後のマーケット
遠慮がちに肩を叩く 君に驚いたフリした
先に気付いてて 本当は気付いてて 逃げようとした僕

こんなことになるなら もっとましな
格好して来るんだったと 舌を打つ
しわくちゃのシャツを今 ズボンに入れて
奇麗になった君に 見とれてた

平気顔して並んで歩く 何をどんな風に話し出せばいい?
あの頃なら尽きぬほどに よく喋ったのに
慣れた手つきで野菜を選ぶ 君のカートを覗けば
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
二人分のパンとビールとしあわせが見えた

いまだに君のことを 好きだとか
いまさら君のことを どうしようとか
そんなこと思わないけど どうしてか
入り口に射す夕陽に 胸が痛い

君はしあわせを、僕は孤独を袋に詰めて
店を出れば 綺麗すぎる黄昏

それじゃねと君が今 消えてゆく
黄昏を背に浴びて 消えてゆく
しあわせの待つ場所へ 消えてゆく
西陽の待つアパートヘ 僕も帰ろう