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感傷ベクトル



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感傷ベクトル

42219

作詞:春川三咲
作曲:田口囁一

空が落とした言葉を
無視決め込んで吐き出す煙
指先を熱が伝う 雑な言い訳
「でもそれが本心」だって?

日々が重ねた景色を
瞼の下で転がし遊ぶ
焦げ褪せた白が描く雨色の棘
まだ抜け落ちない

失くしたはずの季節の灯り
優しい毒のその足音
正しく光る記憶と願い
遠く霞んだそれもきっと

「また明日」恐れてたその言葉が
もう消えたはずだった温もりが
今になって背中を押しやがるんだ
熱を無くして火は零れた

ただ解け出した言葉に
声を枯らしてうなずくつもり
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
指先の熱に縋る 雑な言い訳
「でもそれが本心」

生業じみた壊れた日々に
歩き疲れたなんてこぼして
負わせた傷と追われた声に
溺れていたい なんて言って

「ただ明日」歌ってたその心が
もう終えるはずだった道のりが
今になって行く手を指し示すんだ
胸に刺さった棘が軋む

「また明日」恐れてたその言葉が
もう消えたはずだった温もりが
今になって背中を押しやがるんだ
熱を無くした火はでも まだ

「また明日」笑ってさ その言葉で
もう消えたはずだった温もりと
今にだって手と手を取り合えるんだ
終わるための旅の道を さあ