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やしきたかじん( 家鋪隆仁 )



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やしきたかじん( 家鋪隆仁 )

河の流れる街で

病んで初めて お前の愛に
気づいたなんて 俺も馬鹿やけど

こんな男の 隅から隅の
どこが良くって お前付いて来た
しょうもない 間柄やね

愛の言葉など一度も 俺は言わなかったし
時に手も振り上げた 若さの思い上がり
俺の世話なんかするなよ 置き去りで打ち捨ててくれ
しゃべり過ぎたようだね 少し眠らせてくれ……


病んだついでに 話をしよう
酒の力も 借りずに言おうか

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今度この世に 生まれる時も
お前もう一度 愛してもええか
ああ川の 流れる街で

やり直す事の出来ない 人生の賭け事に
俺を選んだなんて お前もついてないね
さあ生まれたままのお前 夜明けまで抱かせておくれ
頬を伝う雫をどうか 見ないふりして……

愛の言葉など一度も 俺は言わなかったし
時に手も振り上げた 若さの思い上がり
俺の世話なんかするなよ 置き去りで打ち捨ててくれ
しゃべり過ぎたようだね 少し眠らせてくれ……