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マルシア( 大鶴一枝 )



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マルシア( 大鶴一枝 )

カッコウ・ホテル

作詞:ちあき哲也
作曲:杉本眞人

ホテルの名入りの便箋に「ごめんなさい」と書きかけて
後(あと)の言葉が浮かばずに テラスを眺めてる…
湖畔の霧もいつか晴れ 今鳴く鳥はカッコウかしら…
深煎(い)りのコーヒーと 人影疎(まば)らなロッジのロビー
一緒にここへ 来たかった…
どんなに説明してみても あなたは解らない
女が独り 旅した理由(わけ)は 男のあなたには…
もうよしましょう 探り合うのは
見えない傷を つけ合うのは
2、3日したら 山を下(お)り
私は私を 歩き出す

あなたの心に住んでいる 女(ひと)が誰だか知りながら
明日(あす)は忘れてくれるかと ともかく耐えてみた…
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
湖畔の森の小枝から 見知らぬ枝へカッコウ翔(と)んだ…
忘れてた青い空 出窓のパンジー、くすぐる微風(かぜ)が
疲れた胸も 撫でて行く…
車に忘れた携帯の アドレス、手がかりに
狼狽(うろた)えながら 次から次へ 行方を訊(き)く男(ひと)よ…
もうよしましょう 無駄な暮らしは
幸せ芝居 続けるのは
身勝手なやつと 呼ばれても
私は私と いう女

もうよしましょう 探り合うのは
見えない傷を つけ合うのは
カッコウの歌に 送られて
私は私を 歩き出す……