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マーク・ノップラー( Mark Knopfler )



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歌手の紹介


マーク・ノップラー OBE(Mark Freuder Knopfler OBE, 1949年8月12日 - )は、イギリス、スコットランドのグラスゴーに生まれたミュージシャン、ギタリスト、ソングライター、音楽プロデューサー。

ローリング・ストーン誌の2003年8月号のカバーストーリー、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第27位、2011年の改訂版では第44位。

音楽的にはボブ・ディラン、J・J・ケイル、ハンク・マーヴィン等から強い影響を受けている。

来歴

父は、ナチスを避けて1939年ハンガリーからオランダを経てスコットランドに移住したユダヤ系ハンガリー人の建築家エルヴィーン・クノップフラー(Erwin Knopfler)、母はアイルランド人。日本では聞き慣れないノップラー(クノップフラー) Knopfler という姓は、父親のドイツ語の姓に由来する。姉一人と弟一人(デヴィッド)の3兄妹の真ん中で長男。

イギリスのニューカッスル・アポン・タインに家族ごと移住してしばらくたった10代の頃からギターを独学で学びはじめ、大学卒業後は新聞記者や教師をしつつ複数のバンドを掛け持ちしてパブに出入りするようになる。1970年代半ばにロックグループ「ダイアー・ストレイツ」を結成。その後リーダーとして活動休止までバンドを牽引し、スターダムに押し上げる。

ダイアー・ストレイツでの活動を通して、その独特のフィンガー・ピッキング奏法によるギタープレイや、トータルな楽曲プロデュース能力が、他の多くのミュージシャンの目にとまることとなり、数多くのセッションに参加。ボブ・ディランを筆頭にスティーリー・ダン、エルトン・ジョン、スティング、エリック・クラプトン、ブライアン・フェリー、ジュールズ・ホランドなど数多くのミュージシャンと親交を深める。また、ほぼ同時期に映画音楽にも参入。『ローカル・ヒーロー』『CAL』『プリンセス・ブライド』『ワグ・ザ・ドッグ』などを手がける。

1988年よりダイアー・ストレイツとしての活動を一度停止し、1990年にはノッティング・ヒルビリーズ名義のアルバム『ミッシング』や、チェット・アトキンスと連名のアルバム『ネック&ネック』を発表。

1995年にダイアー・ストレイツを解散させ、翌1996年にはサウンドトラックを除けば初のソロ・アルバム『ゴールデン・ハート』をリリース。続く2枚目の『セイリング・トゥ・フィラデルフィア』は全世界で400万枚を超える大ヒットとなる。2004年秋にはアルバム『シャングリ・ラ』を発売。2006年には数年来レコーディングを続けてきたカントリー歌手のエミルー・ハリスとのデュエットアルバム『All The Roadrunning』の発売と、プロモーションツアーを敢行する。

その後も『Kill To Get Crimson』(2007年)、『Get Lucky』(2009年)、『Privateering』(2012年)といったソロ・アルバムを全英アルバムチャートのトップ10に送り込み、2015年に発売された8作目のソロ・アルバム『Tracker』ではソロでは初、バンド時代も含めれば24年ぶりとなる全英トップ3入りを果たしている。