同年、シズラはアーティスト仲間ジャーメイン・フェイガンの紹介でサクソフォーン奏者のディーン・フレーザーと、エクスターミネイター・レーベルの主宰者であるフィリップ・ファティス・バレルに出会った。シズラにとってこの出会いは大きなターニングポイントとなり、1997年には「Like Mountain」、「Babylon Cowboy」、「Kings of the Earth」や、ルチアーノとのコンビネーション曲「Build a Better World」をヒットさせ、『Praise Ye Jah』と『Black Woman & Child』と計3枚のアルバムを発表した。
1998年から1999年にかけては『Freedom Cry』や『Royal Son of Ethiopia』など12枚以上のアルバムを発表し、2年連続でMOBOアワードのベスト・インターナショナル・レゲエ・アーティスト部門にノミネートされた。シズラ人気はアメリカ合衆国にも拡大し、ビルボード・トップ・レゲエ・アルバム・チャートに最高5位を記録した『Words of Truth』など、通算21枚のアルバムをチャートインさせている。