カーター・ファミリー( The Carter Family )【 合計 10アルバム 137曲 歌詞 】
カーター・ファミリー(The Carter Family)は、アメリカの白人バンドの元祖。1927年から1943年にかけての活動を通じ、後のブルーグラス、カントリー、ロカビリー等、アメリカの白人ポピュラー音楽全般に大きな影響を与えた。また1960年代に起きたフォーク・リヴァイヴァルにも同じ様に影響を与えてもいる。特にメイベル・カーターは全てのアメリカ白人のギタリストの、或いは白人のギター奏法の開祖として「ギターの母」として崇められる
オーディションを行ったのはレコーディング・プロデューサーのラルフ・ピア(Ralph Peer)で、生まれて間もないアメリカのレコード産業の為の新しいタレントを探していた。1927年の秋に「Wandering Boy」と「Poor Orphan Child」を、1928年に「The Storms Are on the Ocean」と「Single Girl, Married Girl」がビクターから発売され、大いに人気を博した。
1960年代頃まで、メイベルは生まれて来た息子達には楽器を教えず、逆に娘達のアニータ、ジェーン、ヘレンには楽器を教え、上達するとグループを組み、「マザー・メイベル & カーター・シスターズ」(Mother Maybelle and the Carter Sisters)として演奏を行った。また、A.P.カーター、サラとふたりの子供達(ジョーとジャネット)は1950年代、何曲か録音しているが曲目自体不明。