1992年、アシッドジャズ・レコーズからリリースされたファーストシングル「いつになったら気づくんだい (When You Gonna Learn)」はロンドンのクラブシーンに強烈なインパクトをもたらした。当時エピック・ソニー洋楽ディレクター担当だった宮井晶はジャミロクワイのパフォーマンスをロンドンのクラブで見て才能を確信。イギリスのディレクターと共にアーティスト契約を結ぶ。アルバム「with Jamiroquai」本国イギリスよりも先に日本でチャート1位を獲得。結果ジャミロクワイは、新人としては異例のアルバム8作の契約をソニー・ミュージックと結ぶ。そして1993年にファーストアルバム『ジャミロクワイ (Emergency On Planet Earth)』、続く1994年にはセカンドアルバム『スペース・カウボーイの逆襲 (The Return of the Space Cowboy)』をリリースする。
1996年に発売したサード・アルバム『トラベリング・ウィズアウト・ムービング~ジャミロクワイと旅に出よう~ (Travelling Without Moving)』は全世界で700万枚、日本で140万枚を売り上げ、ジャズ・ファンク系バンドのアルバムとしては最大のヒット作となった。シングルになった「ヴァーチャル・インサニティ (Virtual Insanity)」は、 日清食品「カップヌードル」のテレビCMでも流されたプロモーションビデオで、動く床と戯れるように歌うケイの姿が強烈なインパクトを残し、その年のMTV Video Music Awardsで4部門を受賞した(実際には床ではなく壁が動いている)。当楽曲は現在でも人気が高く、2017年10月にはトヨタ自動車「カローラフィールダー」のCMソングに起用された。
旧メンバー トビー・スミス ウォリス・ブキャナン サイモン・カッツ スチュワート・ゼンダー Gavin Dodds Nick Fyffe Nick Van Gelder Darren Galea aka DJ D-Zire Adrian Revell Howard Anderson Winston Rollins ジョン・サーケル Simon Carter Maurizio Ravalico Dee Lewis