1997年2月に、自らのサポート・ドラマーであったアシュウィン・スード(Ashwin Sood)と結婚。そして、同年に4作目となる『サーフェシング』を発表。この作品はビルボード初登場2位を記録し、全米で800万枚、世界中では1000万枚を超え、ダイアモンドに認定される大ヒット作品となり、グラミー賞では最優秀女性ヴォーカルパフォーマンス部門を含む三部門を受賞。リカット・シングル「Building A Mystery」「Adia」「Angel」のいずれもヒットし、その中でも「Angel」は様々なアーティストにカバーされ、ライブでも必ず披露するなど、サラの代表曲の1つとなっている。また、「Adia」は同出身国の歌手であるアヴリル・ラヴィーンがMSN Liveでカバーしている。
2010年6月15日、7年ぶりのスタジオ・アルバム『ザ・ロウズ・オブ・イリュージョン』を発売。前作のゆったりした曲調とは違い、ドラムやシンセイザー、エレキギター、コーラスなどの新しい音源を使用した曲が多いのが特徴。アルバムからのリード曲「ラヴィング・ユー・イズ・イージー」はビルボードチャート17位を獲得。今作からは、ドラマーがアシュウィン・スードからマット・チャンバーレインとなった。また、スーザン・イーナンのクレジット曲「Bring on the Wonder」も収録された。
このアルバムからの先行シングルは「Loving You Is Easy」。セカンド・シングルには「Forgiveness」が予定されている。アルバムは初週で95,000枚をセールス、前回ほどの初動には及ばなかったが、全米ビルボードチャートTop200で第3位を記録。また、アメリカ国内ですでに20万枚以上のセールスを継続中。また、リリス・フェアでもこのアルバムから「Illusion of Bliss」「Forgiveness」「Heart Break」「Loving You Is Easy」がセレクトされている。
Discography
Touch (1988) Solace (1991) Fumbling Towards Ecstasy (1993) Surfacing (1997) Afterglow (2003) Wintersong (2006) Laws of Illusion (2010) Shine On (2014) Wonderland (2016)